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健やか通信2015年1月号

新しい年を迎えると、気持ちがあらたまってすがすがしい気持ちになりますね。今年の抱負は決まりましたか?大きな夢も、小さな願いもそれぞれの未来を明るいものにしますように。「睦月」とは、新春に親類や知人が親しみ集い合う「睦み合う月」から名づけられたそう。年末年始はお子さんやお孫さんとゆっくりお過ごしの方も多いことでしょう。風邪などひかないよう体調管理をしっかりして今年最初の月を健やかにお過ごしください。

今月の花
スイセン(水仙)
スイセンの写真
凛とした立ち姿で春の訪れを知らせる花。ラッパ咲き、房咲き、八重咲きなど、2万種を超える園芸品種があります。清楚な花姿とともに、そのすがすがしい香りも魅力です。花言葉は「自己愛」「うぬぼれ」「神秘」。

今日は何の日?

 元日を中心とした正月「大正月」に対し、1月15日を「小正月」といいます。月を基準にしていた昔の暦では、新月から次の新月までを一カ月とし、新年最初の満月である1月15日を祝いました。
 月の満ち欠けは農作業の目安でもあるため、小正月には農事的な行事も各地で継承されています。白と赤く染めた餅を丸めて枝につけた餅花を飾り、豊作を祈願。養蚕の盛んな地域ではこれを繭玉と呼び、繁栄を祈ります。
 小正月には小豆がゆを食べる風習もあります。小豆には邪気を祓う力があると信じられ、小豆がゆを食べて無病息災を願います。
 地域によっては小正月を「女正月」と呼び、女たちの骨休みにあてるところもあります。年末年始に忙しく働いた女性たちをせめて1日でも家事から解放し、ねぎらう意味がこめられています。

小豆がゆ

今月の祭り

 福を求めて全国から毎年、百万人余りの参拝者が訪れる祭典。皮切りは8日の「招福大まぐろ奉納式」。お祓いを受けたまぐろに賽銭を貼りつけて商売繁盛・豊漁の願をかけるのが恒例となっています。
 9日の「宵えびす」では有馬温泉から金泉が奉納され、湯女にふんした芸妓さんが湯もみを披露。そして10日が「本えびす」。神社のすべての門が閉ざされた中、神職は居籠りして身体を清め、早暁の祭典に備えます。大祭が終了すると午前6時を期して表大門が開かれ、外で待っていた参拝者は一斉に本殿に向かって走り参りをします。これが「開門神事福男選び」。一番から三番までが福男に認定され、御神像や半被が授与されます。
 境内や周辺には11日まで縁起物を売る吉兆店などが軒を連ね、賑わいます。

招福大まぐろ奉納式

ゆっくりおやつタイム みかんの蒸しパン

みかんの蒸しパンの写真

●材料(6〜8個分)
薄力粉…200g
ベーキングパウダー…大さじ1
砂糖…80g
みかんの皮…2個分
卵…1個
コンデンスミルク…大さじ3
みかんの絞り汁…150ml

●作り方

  • 薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるい、砂糖を加えてよく混ぜる。
  • みかんの皮は白い部分を包丁でそぎ落としてせん切りにし、さっとゆでて水気をきり、ペーパータオルに広げておく。
  • 卵はときほぐす。
  • コンデンスミルクを湯大さじ2でときのばし、みかんの絞り汁と混ぜる。
  • (1)〜(4)をよく混ぜ合わせ、マフィン型か耐熱容器に紙ケースを敷いて、七分目ほど流し入れる。
  • (5)を蒸気の上がった蒸し器に入れ、強火で15分蒸す。

冬は体を温める

鍋やスープで体を温める
 鍋料理は体が温まり、いろいろな食材がとれて、スープにも栄養が溶け出しています。薬膳では、スープはいちばんのおすすめ調理法。干ししょうが、ねぎ、唐辛子などを使ってさらに体を温めましょう。

血液の巡りを助ける食材
 この時期はビタミンEを含む食材も積極的にとり、毛細血管まで血液が行き渡るようにしましょう。ビタミンEはアーモンド、ごま、かぼちゃの種、松の実、くるみなど種実類に多くありますが、カロリーが高いので少量をとるようにします。
 魚の脂に多いEPA、DHAにも血流をよくする働きがあります。また、チンゲンサイ、酢、紅花は血の巡りを助け、ゆず、せり、みつ葉など香りの野菜は気の巡りを助けます。

軽い運動や入浴で体を温める
 体の中の血、気、津(体液)がスムーズに巡れば、体は元気でいられます。冷えると巡りが悪くなるので、冷やさない工夫をしたり、軽い運動や入浴で温まることも大切です。外出時には、マスクで冷気が肺に直接入らないようにしましょう。

鍋のイラスト

生活ケアのワンポイント 今月のテーマ「高齢者のスキンケア」

歳を重ねるにつれ、肌のハリがなくなり小じわが気になります。さらに、皮膚がカサカサして、かゆくてたまらないなどのスキントラブルも増えてきます。そこで今回は、高齢者のスキンケアのポイントを紹介します。

皮膚は外からの影響を遮断し、からだを守る最大の臓器

 加齢によるスキントラブルのお話をする前に、まずは皮膚の構造を見てみましょう。
 皮膚は外側から、バリア機能をもつ表皮層と、コラーゲンやエラスチンからなる真皮層、主に脂肪細胞からなる皮下組織層の、三層構造をしています。さらに表皮層の表面は角質(ケラチン)で覆われた角質層で、皮脂膜や角質細胞間脂質が体表全体を覆い、水分の蒸発や乾燥、外からの刺激、抗原の侵入を防いでいます(図)。
 この大切な角質層を、知らず知らずのうちに傷つけ、バリア機能を低下させているのが、石鹸の使い方や洗い方です。
 加齢に伴い、皮膚はとても弱くなってきているので、ナイロンのタオルやボディブラシなどでゴシゴシこすると、垢だけでなく大切な皮脂を取り過ぎてしまいます。その上、刺激により湿疹が出ることもあります。また高齢者は、洗ってから肌が潤いを取り戻すまで、若い人の倍以上の時間がかかります。
 そこで、からだの洗い方にも気をつけましょう。「愛護的な洗い方」といって、石鹸はしっかり泡立ててから、手や柔らかいタオルで、泡で包むように優しく洗うようにしてください。
 日ごろ使っている石鹸も、家族で使い分ける必要があります。通常の石鹸は弱アルカリ性ですが、それでは高齢者の皮膚には刺激が強すぎるので、健康な皮膚の表面と同じ弱酸性の石鹸や洗浄剤を使いましょう。

ドライスキンの予防とケアは、保湿と保護が基本

 空気が乾燥する冬場は、若い人でも肌がカサつきがちですが、それ以上に高齢者は肌の乾燥、つまりドライスキン(乾燥肌)によるトラブルが非常に多いのです。
 ドライスキンの原因としては、加齢に伴い皮脂量が減少することが挙げられます。皮脂は天然クリームの役割を果たし、乾燥や刺激から肌を守っています。
 また最近、肌の潤いを守るのはセラミド、ヒアルロン酸などの保湿成分であることがわかってきています。セラミドもヒアルロン酸も加齢に伴い減少します。セラミドは肌の角質層の中にあり、細胞や水分をつなぎとめ、肌の潤いを保つ必須成分です。ヒアルロン酸はもともと真皮に存在し、600倍の水分を蓄える力があり、角質内では保湿成分として水分を抱え込んだままキープします。
 ドライスキンが進んでいくと「老人性乾皮症」になります。特に足のすねや腰回りなどを中心に皮膚が乾燥し、少しの刺激でもかゆくてたまらなくなります。このような辛い症状が出る前に、ドライスキンかどうかをチェックし(表)、予防的なスキンケアが必要です。
 予防的スキンケアの第一は「保湿」です。水分が減少した肌に保湿剤で水分を補います。特に、入浴後の保湿は大切で、できれば入浴後5分以内に、保湿成分の入ったローションやクリームを全身に塗りましょう。入浴ができず、からだを拭いた場合も、保湿ケアが大切です。
 第二は肌の「保護」です。せっかく水分を補っても、そのままにしていると皮膚の表面から蒸発してしまいます。保護剤としては、ワセリンや保護用クリームがあります。特におむつをしている高齢者は、お尻が蒸れやすく、皮膚がふやけた状態になってしまう場合もあります。予防のためには、失禁用クリームなどの保護クリームを、お尻の洗浄後に塗ってあげるといいでしょう。ただし、薬剤を使用する場合は、医師の指示に従ってください。
 さらに室内の温度や湿度も、ドライスキンの予防には大切です。高齢者のいるご家庭では、室内の湿度は60%以上を保つようにし、電気毛布やコタツは皮膚が乾燥しやすくなるので、使い過ぎに注意してください。

健やかポート

「健やかポート」は、あなたと『健やか通信』をつなぐ交流ページです。

ポートの内容

1月(睦月)の季語と俳句

新しい年を迎えるおめでたい季語が並ぶ1月。「初日」「初詣」「初富士」など元旦を表す季語や「数の子」「ごまめ」「寝正月」など三が日限定の季語もあります。

御降【おさがり】

御降の祝儀に雪もちらりかな

小林一茶

御降は正月三が日に降る雪や雨の敬称。新春から「雨降る」など涙を連想させる言葉を忌み嫌ったことと、年始めの雨や雪は豊穣の前兆とされたことから、季語として使われるようになりました。元日に雪がちらちらと舞い落ちてきたのを、これも正月の祝儀だろうかと、降る雪のめでたさを詠んでいます。

雑煮【ぞうに】

脇差を横にまはして雑煮かな

森川許六

雑煮は正月三が日、新年の祝賀に食すもので、年越しの夜、神に供えた餅を下ろして食べた風習の名残です。この句は蕉門屈指の論客で、近江彦根藩士だった許六の代表作。脇差しは武士のたしなみ。それを横に置いてまで、雑煮の味に相好を崩している様子がおもしろく、滑稽味のある句となっています。

こんな季語もあります

去年今年(こぞことし) 松の内(まつのうち) 門松(かどまつ) 鏡餅(かがみもち) 注連縄(しめなわ) 破魔矢(はまや) 屠蘇(とそ) 歌留多(かるた) 独楽(こま) 福寿草(ふくじゅそう) 若菜(わかな) 小豆粥(あずきがゆ)

河川や沼、湖などに生息する淡水動物。高級素材として鍋やスープ、揚げものなどに利用されます。コラーゲンを豊富に含み、サプリメントにも加工されます。

答え

【ご注意】この情報は2015年1月現在のものです。