• 健康・美容はこちら

健やか通信2014年11月号

色づく落ち葉が風に舞い、秋本番。冬に向かって寒さはつのりますが、
その分、海山の幸はうまみを増してきます。
たら、かき、さけなど旬の魚介類やれんこん、ごぼうなど根菜類・・・、
ワインの新酒が届く季節でもあり、おいしいものには事欠きません。
文化祭や音楽会、展覧会など文化的な行事も各地で開催されます。
朝晩の冷えこみが厳しくなるので風邪をひかないように気をつけて
今月も健やかにお過ごしください。

今月の花
ガーベラ
ガーベラの画像
原色に近い鮮やかな花色に、眺めているだけでも心が弾むガーベラ。すくっと伸びた茎と整った花姿はアレンジやブーケに使いやすく、価格も手ごろで、自宅用、ギフト用とも人気があります。
花言葉は「神秘」「究極の美」「崇高美」。

今日は何の日?

七五三のイラスト

 七五三は通過儀礼のひとつ。一般的に、3歳の男の子と女の子、5歳の男の子、7歳の女の子の健やかな成長と健康を祝う行事です。
 もともとは宮中や公家、武家で行われていた3歳の「髪置の式」、5歳の「袴着の式」、7歳の「帯解の式」という単独の祝い事が、ひとつになって七五三の行事になりました。
 昔は生まれた年を1歳とする数え年で祝いましたが、現在では満年齢で祝うのが主流。また15日にこだわらず前後の休日や、10月中に前倒しするなど、家族の都合のよい日を選ぶことが多いようです。
 七五三には子どもに晴れ着を着せ、家族そろって神社や氏神様に参詣します。最近では、写真スタジオで記念写真を撮るのも恒例となっているようです。 ちなみに七五三に欠かせない千歳飴は、長寿を願う紅白の長い棒状。袋には長寿のシンボルである鶴亀が描かれています。

今月の祭り

 高千穂夜神楽は、里ごとに氏神さまを神楽宿と呼ばれる民家や公民館にお招きし、夜を徹して三十三番の神楽を奉納する神事。例祭日は集落によって異なり、毎年11月中旬から翌年2月上旬にかけて、町内二十の集落で奉納されます。
 夜神楽には日本の神話や伝説の中の神々が出演。荒神様と呼ばれる山の神や、五穀豊穣をもたらす水源の神が降臨し、里人とともに舞い遊び、別れを惜しんで帰るといわれています。
 なかでも人気のある舞は、夜明けごろに行われる岩戸五番。天の岩戸に隠れてしまった天照大神(あまてらすおおみかみ)が、天鈿女命(あめのうずめのみこと)の調子おもしろい舞いを大笑いした神々の声につられて姿を表す場面で、クライマックスを迎えます。

ゆっくりおやつタイム 柿としょうがのクランブル

柿としょうがのクランブルの写真

●材料(直径15cmタルト型)
柿…大1個
(A)しょうが…20g
(A)グラニュー糖…小さじ1
バター…30g
(B)強力粉…30g
(B)グラニュー糖…30g

●作り方

  • 柿は10〜12等分に切って皮と種を除く。
  • Aのしょうがは皮をむいてせん切りにし、グラニュー糖をまぶして20分おく。
  • バターは7mm角に切って冷蔵庫で冷やす。
  • Bと2をフードプロセッサーにかけ、3を加えて再び攪拌し、ポロポロのそぼろ状にする(ひとかたまりにならないように注意する)。
  • タルト型に1を並べて4を全体に散らし、180度のオーブンで20〜30分、表面に焼き色がついてカリカリになるまで焼く。

冬は陰を養う

陰の季節は静かに過ごす
 この陰の時期は、夏の間に陽からもらったエネルギーを次の春に向けて納めておく季節です。
 自然界も成長は止まり、静かに眠りにつきます。この自然界の過程を「陽殺陰蔵(ようさいいんぞう)」といいます。人間も自然の営みに逆らわずに冬は陰を養い、あまり激しい運動をしないようにします。

陰を養う食材
 冬の臓は腎ですが、腎は寒さに弱いので、腰と足首を冷やさないようにします。食事は、体を温めて栄養がとれるものをいただきます。生のものは少なくして、加熱調理したものを多くとります。
 この時期に陰を養う食材は、かき、ほたて、クコの実、ムール貝、卵、黒ごま、白ごま、松の実、小松菜などです。これらのものを積極的にとり、陰を養います。また、冬は日が出てから起きるようにと、養生本にあります。

陰を養う食材の写真

生活ケアのワンポイント 今月のテーマ「日常生活の筋力トレーニング」

年齢を重ねるにつれ、筋力はだんだん衰えてきます。今回は、日常生活の中でも簡単にできる筋力の衰えを予防するポイントを紹介します。

45歳を過ぎると、1年に約1%ずつ筋肉の量が減ってくる

 「サルコペニア」という言葉を聞いたことはありますか?ギリシャ語で「サルコ=筋肉」、「ペニア=減少」を意味します。この2つを組み合わせた造語で、筋肉の量が減り、筋力が衰えた状態のことをいいます。
 1980年代の後半にアメリカの研究者が提唱し、近年、日本でも注目され、積極的に予防しようと、さまざまな研究や調査が行われています。日本のある調査によれば、「65歳以上のうち22%がサルコペニアと認められた」という報告があります。
 また、45歳を過ぎると、1年に約1%ずつ筋肉の量が減ってくるといわれています。そこで、筋肉量が減少し、サルコペニアになっているかどうかの目安として、東京大学高齢社会総合研究機構の飯島勝矢准教授が提案した「指輪っかテスト」(図1)があります。両手の親指と人差し指で輪をつくり、ふくらはぎを囲んでみる方法です。この方法で一度、ご自分の筋肉量の減少をチェックしてみましょう。

脚の筋肉が衰えると、つまずき、転びやすくなる

 ではなぜ、筋肉量が減ってしまうとよくないのでしょうか。高齢になるに従い、狭い歩幅で、つま先だけでチョコチョコ歩く傾向になりがちです。そうなると、つま先がしっかり上がっていないために、ちょっとした段差につまずきやすくなります。これも、筋肉量が減少し、脚の筋力が衰えたからです。
 つまずいても、もう一方の足がさっと前に出て、踏んばることができればいいのですが、筋力が衰えていると踏んばることができません。その結果、転んで骨盤や大腿骨を骨折したり、顔面や頭を打つなどして、入院や介護が必要になる場合もあります。
 さらに、今度は「また転ぶのではないか」と心配になり、外出したり動いたりすることに消極的になり、ますます筋力が衰えるという悪循環に陥ります。

正しい歩き方と簡単な体操で、筋力アップを目指しましょう

 日常生活の中でできる、下肢の筋力アップのためのトレーニングとしては、いつもの歩き方を見直してみることをお勧めします。お店のウインドウに映った、ご自分の歩く姿をチェックしてみてください。
 正しい歩き方のポイントは、姿勢をよくして、いつもより歩幅を広めに取り、さらにできれば少し歩くスピードを速くしてみることです。買い物や犬の散歩などでも、これら意識して歩くと脚が鍛えられてきます。
 もう一つは、脚の筋力低下を予防するための簡単な体操を、気がついた時に少しずつやっていく「ちょこっと体操」です。たとえば、柱や壁、机などにつかまって行うつま先立ちです。ゆっくりとつま先で立ったら、ゆっくりとかかとを下ろす動きを繰り返します(図2)。こうすることで、ふくらはぎに、ほどよい筋肉がつきます。ただし、脚や膝、腰に問題のある人は、必ずかかりつけの医師に相談してから行ってください。

指輪っかテスト
(飯島勝矢准教授ご提供)
ちょこっと体操

健やかポート

「健やかポート」は、あなたと『健やか通信』をつなぐ交流ページです。

ポートの内容

11月(初冬)の季語と俳句

日脚が次第に短くなり、冬の訪れを間近に感じるころ。(こがらし)初霜(はつしも)時雨(しぐれ)炬燵(こたつ)など寒さを連想させる季語が並びます。

切干 【きりぼし】

切干やいのちの限り妻の恩

日野草城

食卓に出された切り干し大根を見つめていると、献身的に尽くしてくれる妻への感謝の気持ちがこみ上げてくる。この思いは我が命のある限り変わることはない・・・。切干は大根を細く切って寒風にさらし、乾燥させたもので、初冬の季語。

初冬 【はつふゆ】

初冬の竹緑なり詩仙堂

内藤鳴雪

初冬のしらじらとした光の中、詩仙堂の竹藪の緑がひときわ鮮やかに映えている・・・。印象明瞭で、日本派の写生句の典型といえる一句です。初冬は冬の初旬。朝晩の寒さが深まり、冬の気配を感じるころ。

こんな季語もあります

立冬(りっとう) 小雪(こゆき) 小春(こはる) 山茶花(さざんか) 茶の花(ちゃのはな) 石蕗の花(つわのはな) 柿落葉(かきおちば) 七五三(しちごさん) 蓮根掘る(れんこんほる) 酉の市(とりのいち) 神の旅(かみのたび)

山いもの葉のつけ根に生じる球状の肉芽。塩でいったり、素揚げにしておつまみにするほか炊きこみご飯「零余子飯」にしていただきます。バター炒めにしてもおいしいものです。

答え

【ご注意】この情報は2014年11月現在のものです。