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健やか通信2014年2月号

立春を境に暦の上では春を迎えますが、温かい春の日差しが届くのはもう少し先。まだまだ厳しい寒さが続きます。空気が乾燥して、風邪をひきやすい時期。バランスのよい食事や充分な睡眠を心がけて今月も健やかにお過ごしください。

2月 如月(きさらぎ)
きさらぎの名前の由来は、寒さの厳しい季節のため、衣を着重ねる「着更着」からきたという説や、草木が芽吹く時期の「生更木」という説など、諸説あります。

今日は何の日?

世界遺産 富士山のイラスト

3日 節分
 立春の前日。節分には「季節を分ける」という意味があり、本来は立夏、立秋、立冬の前日も節分です。春の節分だけが行事として残ったのは、旧暦では立春を正月、節分を大晦日として重んじていたためです。
 昔から、季節の変わり目には邪気が生じるとされますが、節分の豆まきには、邪気の象徴である鬼の目(魔目)に豆を投げて鬼を追い払い(魔滅)、身を清めて立春を迎えるという意味があります。豆まきをしたら年齢の数だけ豆を食べ、一年の無病息災を祈ります。
 最近では、恵方巻きの風習も定着してきました。節分の夜、その年の恵方に向かって願いごとをしながら、無言で太巻きずしを丸かぶりします。2014年の恵方は東北東です。

4日 立春
 暦の上ではこの日から春になります。寒さも峠を越え、日脚が少しずつ伸びて、春の気配が感じられます。

4日 初午
 2月最初の午の日。お稲荷さんの名で親しまれる稲荷神社の本社・京都の伏見稲荷大社の祭神が、馬(午)に乗って降臨したとされる日で、全国各地の稲荷神社で祭礼が行われます。赤い幟を立て、神酒や赤飯、油揚げなどを供えます。

8日 針供養
 折れた針や古い針を豆腐やこんにゃくに刺して供養し、裁縫の上達を願います。

9日 ふくの日
 寒さがつのるほどにおいしくなるふぐ(河豚)。本場では「ふく」と発音し、「福」に通じて縁起がよいことから、下関ふく連盟が、ふぐの普及・宣伝のために制定。日付は「ふ(2)く(9)」の語呂合わせから。

14日 バレンタインデー
 聖バレンティヌスの命日にヨーロッパの習慣が重なってイベント化したもの。日本では、女性が男性にチョコレートを贈って想いを伝える日として定着しました。最近では、友達同士でチョコを交換し合う「友チョコ」が盛り上がりを見せています。

23日 富士山の日
 日本の象徴、富士山。「ふ(2)じ(2)さん(3)」の語呂合わせと、この時期、富士山がよく望めることから制定されました。昨夏、世界文化遺産に登録されてから初めて迎える「富士山の日」。静岡県や山梨県を中心に盛大なイベントが開催される予定です。

今月の味 豆乳

豆乳鍋の写真

 温かい鍋がうれしい季節。ここ数年、人気を集めているのが豆乳鍋です。
 豆乳は、大豆の栄養価や成分をそのまま引き継ぐすぐれた健康食品。良質のたんぱく質をはじめ、ビタミンB群やE、カルシウム、食物繊維がたっぷり。イソフラボンやレシチンなど機能性成分の働きも注目されています。
 液体なので消化吸収されやすいのも特徴。しかも牛乳と比べて、たんぱく質や鉄は豊富。反対に脂質は少なく、低カロリーです。
 豆乳類には、大豆を絞っただけの「豆乳」のほか、甘味料などを加えて飲みやすくした「調製豆乳」や、コーヒーや果汁などを加えた「豆乳飲料」もあります。料理に使えるのは豆乳と調製豆乳。豆乳鍋をはじめ、シチューや茶碗蒸し、グラタンなど、牛乳と同じ感覚でいろいろな料理に使えます。成分無調整の豆乳なら、手作り豆腐や湯葉も楽しめます。
 ちなみに豆乳は煮たてるとモロモロに固まって見ためがよくありません。鍋や煮こみ料理に使う場合は最後に加え、沸騰させないよう静かに温めましょう。

どこが違う?どう違う?チョコレートいろいろ

製菓用チョコレートはココアバターが多い
 チョコレートの原料は、カカオ豆をペースト状にすりつぶしたカカオマスと、ココアバターと呼ばれる油脂分。これに砂糖を加えたのがスイートチョコレート、さらに乳成分を加えたのがミルクチョコレート、ココアバターに砂糖と乳成分を加えたのがホワイトチョコレートです。さらに、口あたりや風味のよさを考慮して、植物油脂や香料を加えたものもあります。
 こうした普通のおやつ用チョコとは別に、製菓用チョコレートと表示されているものも見かけます。こちらはチョコレートやチョコレート菓子の材料として作られたもので、普通のチョコレートに比べて組織がシンプルで流動性が高く、ココアバターを多く含んでいるのが特徴です。

おいしい手作りチョコには製菓用チョコレートがおすすめ
 お菓子作りには、基本的に製菓用チョコレートが向いています。たとえばチョコレートを手作りする場合、溶かしたものをただ固めるだけではつやや口あたりが悪いので、テンパリングという温度操作を行ってから型に流して固めます。こうした作業には油脂分が多い製菓用が扱いやすく、なめらかで光沢のあるチョコレートになります。
 製菓用チョコレートには“クーベルチュール”と呼ばれる特殊なチョコレートもあります。ココアバターを31%以上含むため口どけがよく、まろやかな風味が特徴です。

レンジや湯せんで溶かせる手軽なチョコレートも
 最近では電子レンジや湯せんにかけるだけで使えるチョコレートも出回っています。これらはココアバターの代わりに代用油脂を加えてなめらかに溶けるよう加工されています。口どけや風味の点では劣りますが、手軽で扱いやすいのがメリット。ナッツを混ぜて固めたり、クッキーにコーティングするだけで、おしゃれなチョコ菓子ができます。

始めよう、メタボ予防

筋力を高める

 筋力を高める運動は、それ自体がエネルギー消費につながるのはもちろん、筋肉量をふやすことで基礎代謝が高くなり、太りにくい体質になります。持久力を高める運動と合わせて行うと効果的です。

筋力を高める運動とは?
 筋力トレーニングには、スポーツクラブなどで専用のトレーニングマシンを使う方法もありますが、道具がなくても大丈夫。自宅で手軽にできるトレーニングを紹介します。  正しい姿勢で、反動をつけずにゆっくり、呼吸を止めずに、鍛えている筋肉を意識して行います。

●スクワット(大腿部全面・大腰筋)
 肩幅くらいに足を開き、指先を外に向けて立ちます。背筋を伸ばして両手を前に伸ばし、まっすぐ前をむいた状態で、3秒間かけて椅子に座るようにゆっくり腰を落とし、3秒間で元の姿勢にもどします。膝がつま先より前に出ないようにすることが大切です。  このほか、腕立て伏せや腹筋運動なども効果的。10回をセットにして、毎日1セットから始め、3セットくらいまで徐々にふやしましょう。

2月(如月・きさらぎ)の季語と俳句

寒さはまだまだ続きますが、暦の上では春。「春寒」「春浅し」など、残る寒さを表す季語の合間に「公魚」「蕗の薹」など春の到来を告げる季語も並びます。

白魚【しらうお】
明ぼのやしら魚しろきこと一寸 松尾芭蕉 松尾芭蕉

 白魚は汽水域などに生息する半透明の魚。『野ざらし紀行』の折、白魚の産地として知られる伊勢桑名での作。
 まだほの暗い明け方、浜辺に出てみると、引き上げられた網の中に一寸ほどの透明な白魚が混じっていた。
 白魚の姿からくる清冽な印象を、「一寸」という漢語的表現でずばりと言い切っています。

冴え返る【さえかえる】
冴え返るもののひとつに夜の鼻 加藤楸邨 加藤楸邨

 「冴え返る」とは、春になって、いったんゆるんだ寒気がまたぶり返すこと。
 夜の寒気のなかに、もっとも寒気にかじかみ、冴え返っているものとしての、ひとつの大きな鼻がある。
 顔の中でもグロテスクな存在である鼻を、楸邨は意識することが多く、よく句に詠んでいます。ユーモラスな一句。

こんな季語もあります

立春 余寒 山焼く 残雪 薄氷 春時雨 馬酔木 梅の花 片栗の花 針魚 水菜 海苔

【ご注意】この情報は2014年2月現在のものです。