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健やか通信2013年12月号

「師も走る」という名の通り、誰もがその忙しさを実感する月。年内に片づけたい仕事や家事に追われる慌ただしい日々が続きますが、街角のイルミネーションは華やかになり、クリスマスや忘年会など楽しいイベントが盛りだくさんです。
風邪やインフルエンザが流行る時期なので健康管理に気をつけて今月も健やかにお過ごしください。

12月師走(しわす)
 僧侶(師)が忙しく走り回るから「師走月(しはす)」、12月は年の終わりで万事「仕果つ月」、「年果つる月」から転じて「しわす」など、諸説あります。

今日は何の日?

東京タワーのイラスト

7日 大雪
 二十四節気のひとつ。北風が吹いて大雪が降るころ。この日から日一日と寒さが厳しくなります。

11日 100円玉記念日
 1957年のこの日、戦後第1号の100円玉硬貨が発行されました。表に鳳凰、裏に桜を施したデザインが格調高く、銀の含有量60%以上の銀貨。その後’59年に稲穂デザイン、’64 年に東京五輪記念の銀貨が発行されました。

14日 討ち入りの日
 元禄15年(1702)のこの日、赤穂四十七士が江戸本所松坂町の吉良屋敷に討ち入り。主君・浅野内匠頭の仇討ちを成し遂げました。東京高輪の泉岳寺や兵庫県赤穂市の大石神社・花岳寺などで義士供養が行われます。

22日 冬至(とうじ)
 北半球では一年中で昼がもっとも短く、夜がもっとも長くなる日。寒い最中ですが、この日を境に日脚は延びていきます。
 冬至には「ん」のつくものを食べると運を呼ぶとか、風邪をひかないとされ、かぼちゃ(南京)を食べる習慣があります。また、冬至といえばゆず湯。ゆずには血行促進効果があり、風邪や冷えから体を守ります。

23日 東京タワー完工の日
 東京・芝浦に東京タワーが完成したのは1958年のこの日。正式名称は「東京電波塔」で、高さ333m。当時はパリのエッフェル塔をしのぎ、世界一高い鉄塔でした。
 電波塔としての役目を東京スカイツリーに譲った今も、その美しい容姿は、日本の首都・東京のシンボル的存在です。

25日 クリスマス
 イエスの降誕を記念するキリスト教最大の行事。教会で礼拝を行い、信者や家族が集まってパーティを開き、プレゼントを交換します。日本では宗教を超えた年末の国民的イベ ントとなっています。

31日 大晦日
 「晦日」はもともとは「三十日」と書き、月末最終日の意。1年の最後の日なので「大晦日」と呼びます。
 神社では1年間の罪や穢れを祓うために大祓が行われ、家庭でも大掃除や新年の準備をします。締めくくりは、除夜の鐘を聞きながらいただく年越しそば。そばのように細く長く延命長寿を願うという説や、そばは切れやすいので、1年の災厄を断ち切るという説もあります。

今月の味 クリスマスケーキ

クリスマスケーキの写真

薪の形のブッシュ・ド・ノエル

 クリスマスに欠かせないケーキ。日本では、白いクリームに包まれたスポンジ生地にいちごでデコレーションというスタイルがおなじみですが、世界各地にはそれぞれ伝統的なクリスマス菓子があります。
 ロールケーキの台にココアクリームで木目調にデコレーションした「ブッシュ・ド・ノエル」は、フランスの定番クリスマスケーキ。クリスマスに燃やす特別な薪・ユールログを模したもので、北欧ではユールログ・ケーキとして親しまれています。イギリスでは「クリスマスプディング」。たっぷりのナッツやドライフルーツが入った、スパイシーな蒸しパン風スイーツで、中にコインや指輪を忍ばせ、切り分けたとき当たった人の運勢を占う習慣があります。
 杖の形をした「シュトーレン」はドイツに古くから伝わるお菓子で、日曜毎にひと切れずつカットして食べながら聖夜を待つというもの。イタリアの伝統菓子「パネトーネ」は、ブリオッシュ生地にドライフルーツを混ぜこんで蒸し上げたデニッシュ風ケーキです。
 豪華デコレーション系、シンプルな焼き菓子、有名パティシエ作…。さて、今年はどれにしましょうか?

どこが違う?どう違う?生クリームいろいろ

クリームとホイップ
 生クリームというのは俗称で、売り場に並んでいる商品は、生乳だけで作られた「クリーム」と、生乳に植物性油脂などを加えたものや、植物性油脂で作られた「ホイップ」とに分けられます。
 動物性油脂の「クリーム」はコクがあって風味もよいのですが、初心者には扱いが難しいといわれます。というのも、泡立てて使う場合、泡立てすぎると脂肪分が分離してバターのような状態になりやすいからです。
 一方、植物性油脂を使った「ホイップ」は、さっぱりとした風味で泡立つのにやや時間がかかりますが、ちょうどよい状態が長く続くので泡立てすぎの失敗が少なく、初心者でも扱いやすいのです。

泡立て用には脂肪分40%以上を
 クリームやホイップのパッケージの表示には30、40、45などの数字が見られますが、これは脂肪分の割合を示しています。一般的に泡立て用には脂肪分40%以上、料理やコーヒー用には20〜30%のものが向くとされています。最近では、カロリー控えめの低脂肪タイプのホイップも出回っています。

泡立てはガラスのボウルで
 クリームやホイップを泡立てる場合、基本的には温度が高いと脂肪分が柔らかくなって泡立ちにくいので、使う直前まで冷蔵庫で冷やしておき、ボウルの底を氷水に当てるなど冷やしながら泡立てます。また、ステンレスのボウルを使うと、泡立器との摩擦で削れた金属の粉でホイップクリームの色が悪くなることがあるので、ガラス製のボウルがおすすめです。

振動と温度変化に注意
 クリーム類は脂肪分が高いものほど振動や衝撃に弱く、ドロッとしたかたまりができてしまうことがあるので、扱いには充分に注意しましょう。温度変化にもデリケートなので、買ってきたらなるべく早く冷蔵庫に入れることも大切です。  開封したら使いきるのが原則ですが、残ったときはホイップして冷凍し、コーヒーやココア、料理の仕上げに使うとよいでしょう。

始めよう、メタボ予防

運動をする

 メタボリックシンドロームの主な原因は、運動不足と食べすぎによる内臓脂肪の蓄積です。改善するためには食生活を見直すのと同時に、運動量をふやすことが大切です。

健康作りのための運動は?
 メタボ予防のためには、ウォーキングなど持久力をつける「有酸素運動」、筋力をアップさせる「筋力トレーニング」、筋肉をほぐしてけがを予防する「ストレッチング」をバランスよく組み合わせると効果的です。
 有酸素運動は心肺機能を高めて体脂肪の燃焼に、筋力トレーニングは基礎代謝の向上につながります。運動の前後にはストレッチングを加えた準備運動と整理運動を行います。

体力に合った運動を
 効果的に運動をするためには、自分の体力にあった運動を選ぶことが肝心。体力に合わない運動を急に行うと、心臓に負担をかけたり、けがをするおそれがあります。
 反対に体力レベルより低い運動をしても、なかなか効果が現われません。少しきつさを感じながら、なんとか続けられる程度の運動を目安に、少しずつ体力を向上させましょう。

12月(師走・しわす)の季語と俳句

新年を迎える1月は、「初夢」や「鏡餅」など縁起のよい季語をはじめ、「氷柱」「大寒」など寒さを表す季語も多く見られます。

鮟鱇【あんこう】
鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる 加藤楸邨 加藤楸邨

 鮟鱇は関西のふぐと並ぶ、関東の冬の味覚。身が柔らかく、まな板で料理するのが難しいため、鉤に囗をかけて、いわゆる吊るし切りにされます。
 骨まで凍てついた鮟鱇が、無残にも一刀のもとにぶち切りにされる様子を、おかしみと悲しみを交えて詠んだ名句。
作者・楸邨の庶民性や豊かな人間味が感じられます。

湯豆腐【ゆどうふ】
湯豆腐やいのちのはてのうすあかり 久保田万太郎 久保田万太郎

 湯豆腐は、昆布だしで豆腐を煮て食べる冬の風物詩。
 湯豆腐の湯気の中にともる灯は、何かぼんやりとしておぼつかない。その薄明かりは、あたかも老いたる孤独な我が命の果てを暗示するかのようである、と詠んでいます。
 万太郎が、最愛の人・三隅一子を亡くした直後の作品。哀切きわまりない心情を浮かび上がらせた絶唱句です。

こんな季語もあります

山眠る 波の花 年の暮 行く年 煤払 河豚 根深 熱燗 葛湯 雑炊 火鉢 布団

【ご注意】この情報は2013年12月現在のものです。