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健やか通信2013年10月号

さわやかな晴天が続く、心地よい季節。樹木の葉も少しずつ色づいてきました。遠足や運動会、いも掘りや紅葉狩りなど秋ならではの楽しい行事が盛りだくさん。新米、栗、柿、生鮭、もどりがつおなど豊富な自然の恵みも楽しみです。朝晩の冷えこみで体調をくずさないように今月も健やかにお過ごしください。

10月神無月(かんなづき)
神様をまつる月で「神の月」が転じたという説と、10月には日本中の神々が島根の出雲大社に集まって留守になるため、「神無月」と名づけられたともいわれます。ちなみに出雲では「神在月(かみありづき)」と呼ばれます。

今日は何の日?

ラジオ体操をする人

1日 メガネの日
日本眼鏡関連団体協議会がメガネ愛好者に感謝の意を表して制定。口づけは「1001」の1をメガネのつる、0をレンズとみなすとメガネの形になることから。日本メガネベストドレッサー賞の選定などが行われます。

8日 寒露
二十四節気のひとつで秋分の日から数えて15日目。秋も深まり、草木に冷たい露が宿ります。寒冷地では初氷もみられます。

10日 トマトの日
トマトの栄養価やおいしさをアピールしてトマト料理の普及をはかり、人々の健康増進に貢献しようと、全国トマトエ業会が制定。日づけは10と10でトマトの語呂合わせから。

14日 体育の日
スポーツに親しみ、健康な心身を培うことを趣旨とした国民の祝日。
もともとは、東京オリンピックの開催を記念して10月10日でしたが、ハッピーマンデー制度が導入されてからは10月第2月曜日になりました。

20日 孫の日
少子高齢化が進む中、おじいちゃん、おばあちゃんにお孫さんとのコミュニケーションを深めてもらおうと、日本百貨店協会が提唱。敬老の日のほぼ1ヵ月後にあたる10月第3日曜日に制定されました。この日に合わせてお孫さん向けのプレゼント企画などキャンペーンやイベントが行われます。

23日 霜降
二十四節気のひとつ。秋がいちだんと深まり、霜が降りることが多くなって、冬の近づきを感じるころ。
この日から立冬までの間に吹く寒い北風を「木枯らし」と呼びます。楓や蔦が紅葉し始めます。

31日 ハロウィン
ハロウィンは11月1日に行われる、カトリックの諸聖人を祀る「万聖節」の前夜祭。キリスト教の祭典ですが、かぼちゃをくり抜いたランタンや仮装イベントは、日本でもすっかりおなじみになっています。
この日は子どもたちが魔女やお化けの仮装をして近所の家を回り、「お菓子をくれなきや、いたずらするよ!」と言ってお菓子をねだる習わしがあります。家庭では、かぼちゃを使った料理やお菓子を作り、子どもたちはもらったお菓子を持ち寄って、パーティを開きます。

今月の味 アップルパイ

アップルパイの写真

この夏上映の、キネマ作品『奇跡のリンゴ』で話題になり、今、改めて見直されているりんご。ヨーロッパでは「1日1個のりんごは医者を遠ざける」といわれ、その栄養価の高さから世界中で愛されてきました。
 りんごにはビタミンやミネラルをはじめ、疲れをとるリンゴ酸やクエン酸、整腸作用のあるペクチンやカリウム、抗酸化作用が期待されるポリフェノールなど、からだにうれしい注目の成分が含まれています。
 CA(空気調節)貯蔵法の向上により、今では1年を通じておいしい状態で出回りますが、やはり旬の秋は格別。人気品種の“ふじ”をはじめ、甘みと酸みのバランスがよい“ジョナゴールド”、香り豊かですっきりとした昧の“陸奥”、ほどよい甘みでさっぱりとした味の“つがる”や“シナノスイート”など、さまざまな品種が出回ります。
 そのままいただくほか、サラダやあえものにしたり、パイやクラフティなどデザートにも大活躍します。
 りんごは温度差があると傷みやすいので、ポリ袋に入れて密封し、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

どこが違う?どう違う?本みりん・みりん風調味料

香りやつやをよくし、上品な甘みをつける本みりん。和食の煮ものには欠かせませんが、本みりんとよく似たみりん風調味料や「みりんタイプ」などの名称で出回る発酵調味料も見かけます。

原料や製造法の違いで3タイプ。本みりんだけが酒類。
 古くは甘いお酒として珍重されてきた本みりんは、もち米に米麹と焼酎などを加えて熟成させた醸造調味料。アルコール分を14%前後含み、酒類として扱われるものが本みりんと呼ばれます。
 みりん風調味料は糖液に水飴やアミノ酸などを混ぜ合わせた甘味調味料で、アルコール分は1%未満です。
 発酵調味料は蒸したもち米などにアルコールを加えて熟成させたもので、アルコール分5〜14%。通常、料理酒として販売され、食塩を添加して不可飲処理しているため、使う際には塩加減に注意が必要です。
 本みりんには醸造による製造コストがかかり、酒税が課せられる分、価格が高くなります。一方、みりん風調味料や発酵調味料は酒税の対象にならないため、本みりんに比べて低価格。本みりんは以前は酒類販売免許のある店以外では販売ができませんでしたが、酒類販売免許の緩和によってスーパーや食品店でも扱えるようになっています。

料理に照りやコクをプラス。本みりん特有の効果も。
 原料や製造法こそ違いますが、どれにも共通するのは、料理に照りとつやを与える、甘みをつけて味をまろやかにする、味をよくする、コクやうまみを出すなどの働きです。
 アルコール分を多く含む本みりんには、魚や肉の臭みを抑えたり、煮くずれを防いでうまみを閉じこめるなど、特有の効果もあります。また、ふっくらとした上品な甘みは、本みりんならではのものです。

料理によっては煮きってアルコール分を飛ばす。
 本みりんや発酵調味料を酢のものなど冷たい料理に使ったり、そばつゆや麺つゆなど短時間で調理するときは、弱火で煮つめてアルコール分を蒸発させるか、直接、火をつけてアルコール分を飛ばし、香りと風味だけを生かします。
 本みりんと発酵調味料の保存は、冷暗所での常温保存がおすすめ。みりん風調味料は冷蔵保存が必須です。

始めよう、メタボ予防

生活習慣を見直す

メタボリックシンドロームは、喫煙や食べすぎ飲みすぎ、運動不足など不健康な生活習慣の積み重ねによって進行します。予防のためには、生活習慣を見直しましょう。

恐ろしい「死の四重奏」

メタボリックシンドロームを放置しておくと、やがて「死の四重奏」と呼ばれる、高血圧、肥満、高脂血症、高血糖を引き起こします。どれもかなり進行しないと症状がでないので、ほとんど自覚症状がないままに進行し、突然、脳梗塞や心筋梗塞を起こして命を失ったり、人工透析や失明などの合併症を起こす恐れがあります。そうならないためには、早いうちに生活習慣を見直すことが大切です。

「一無、二少、三多」を実践
 生活習慣を見直すポイントとして、日本生活習慣病予防協会が実践を進めているのがこれ。一無は「無煙(禁煙)」。喫煙は生活習慣病のリスクを高めます。二少は「少食」「少飲」。食べすぎ飲みすぎに注意して、腹八分目を心がけましょう。
三多は「多動」「多休」「多接」。体をよく動かし、充分に休養をとること、そしていろいろな人やもの、ことに接してストレスをためず、メリハリのある生活を送ることです。まずは、できるところから始めましょう。

10月(神無月・かんなづき)の季語と俳句

すっかり秋も深まり、日に日に気温が下がってきました。
秋の声、秋深し、露寒など、物寂しい情景を表す季語とともに
新米、新蕎麦など実りの秋を感じさせる季語も目立ちます。

行秋【ゆくあき】
蛤のふたみに別行秋ぞ 松尾芭蕉 松尾芭蕉

 『おくのほそ道』の旅路の果てに大垣にたどり着いた芭蕉は、さらに伊勢へと向かおうとしていました。  そのときの別れがたい思いを、ふたと身に分かれる蛤の姿に重ねて描いています。“蛤”を“ふたみ”の枕詞に用いるとともに、“ふたみ”に蛤のふたと身を掛け、さらに“別れ行く”“行く秋”と俳諧の表現法を駆使しています。

赤とんぼ【あかとんぼ】
赤とんぼ筑波に雲もなかりけり 正岡子規 正岡子規

空は晴れて澄みわたり、赤とんぼが悠々と舞っている。
はるかに望む筑波山には、一片の雲さえもない…。
 赤とんぼの群れと筑波山の遠景とが、見事な調和を見せています。目にした風景をありのままに描きながら、明るく静かな秋の情景をしみじみと伝えた子規の名句。

こんな季語もあります

馬肥ゆる 菊枕 千秋楽 稲刈り 鰯 落ち鮎 柿 柚子 無花果 新酒 胡桃

【ご注意】この情報は2013年10月現在のものです。