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健やか通信2013年6月号

梅雨に入り、雨模様が続きますがしとしとと降る雨音も心地よい調べ。雨上がりの庭先を彩るあじさいや凛と咲くくちなしの花の香り…。季節をかみしめて過ごすのも楽しいものです。とはいえ、蒸し暑かったり梅雨寒の日があったりと、気温の変化が激しいとき。しっかり体調管理をして、今月も健やかにお過ごしください。

6月 水無月(みなづき)
“田植えが終わって田んぼに水をはる月”「水月(みなづき)」を、次第に「水無月」と表すようになったという説のほか、稲の実がふくらむ「実の成り月」、梅雨が明けて水が枯れる「水無し月」など諸説あります。

今日は何の日?

ロールケーキの日のイラスト

1日 衣替え
春から夏へと移る季節の変わり目、衣類も入れ替えます。学校や官庁の制服は、冬服から夏服へと切り替えられますが、最近では気温に合わせて少し移行期間を設けるようです。

2日 横浜開港記念日
1858年に結ばれた日米修好通商条約により、翌年のこの日、長崎港とともに横浜港が開港しました。条約は米国領事ハリスとの間で調印され、自由貿易を求めるアメリカに対して日本は、神奈川、長崎、新潟、兵庫の開港を約束しました。

5日 芒種(ぼうしゅ)
二十四節気のひとつ。梅雨入り前、稲や麦など芒(のぎ=実の外殻の突起物)がある穀物類の種を植えつけるころという意味です。実際の種まきは、少し早い時期になります。

5日 世界環境デー
1972年のこの日、国連人間環境会議が人間環境の保全と改善を目標とする「人間環境宣言」を採択したことを記念して制定。5〜11日の「環境期間」には、環境問題をテーマとしたイベントが開催されます。

6日 ロールケーキの日
ロールケーキで町起こしを目指す「小倉ロールケーキ研究会」が制定しました。日付はロールケーキの断面が「6」に見えることと、「ロ」の語呂合わせから。近年のロールケーキブームも相まって、菓子メーカーやコンビニも賛同し、記念日が全国区に広がっています。

16日 麦とろの日
栄養価にすぐれ、夏バテ解消効果もある麦とろご飯のおいしさを知ってもらおうと「麦ごはんの会」が制定しました。由来は「6」と「16」の語呂合わせで「むぎとろ」から。

16日 父の日
父親に感謝の気持ちを表す日。1909年ころ、ワシントンのドット夫人が提唱。彼女は6人兄弟の末っ子で、母亡き後、男手ひとつで育ててくれた父親に深い感謝の念を抱いていました。夫人が父親の墓前に白いバラを捧げたことにちなみ、父の日にはバラを贈る習慣があります。

21日 夏至
二十四節気のひとつ。北半球では太陽が最も高くなり、昼の長さが最も長く、夜が最も短くなります。

30日 夏越しの祓え(なごしのはらえ)
6月の晦日に行われる神事。茅の輪をくぐったり、水無月という和菓子を食べて、機れを祓い清めます。

今月の味 さくらんぼ

さくらんぼの写真

キラキラと透き通る赤い色と愛らしい形から、ルビーにもたとえられるさくらんぼ。「さくらんば」の呼び名は愛称で、正式名称は「甘果桜桃(スイートチェリー)」。明治時代にアメリカやフランスから苗木がもたらされました。気温が低く目差しが強い気候を好み、雨が苦手なため、寒冷地で収穫時期の梅雨時に雨が少ない山形が一大産地です。
さくらんぼシーズンの先頭をきって5月中旬から出回るのがアメリカンチェリー。大粒皮も実も濃い紅色、けみが強いのが特長です。国産さくらんぼが最盛期を迎えるのは6月に入ってから。日本で栽培されているのは約30種類といわれていますが、最も多く出回るのは佐藤錦。品種改良によって日本で生まれた品種で、甘みと酸みのバランスがよいのが特長です。
さくらんぼはいたみやすく、収穫後時間がたつほどに風味が損なわれるので、なるべく早く食べるのが肝心。保存する場合はポリ袋に入れるか、ラップをして冷蔵庫の野菜室に。冷やしすぎると甘みが飛ぶので、2〜3日を目安にいただきましよう。

どこが違う?どう違う?そうめん・ひやむぎ

もとをただせば同じもの。機械製の乾麺は太さの違い。
冷たいのどごしが涼感を呼ぶそうめん、ひやむぎ。どちらも小麦粉に水と塩を加えてこねた生地から作る乾麺で、干しうどんやきしめんと同じ仲間です。これらの乾麺は現在では機械製がほとんどで、太さによって分類されています。
日本農林規格(JAS)によると、そうめんは長径・短径1.3mm未満、ひやむぎは長径1.3mm以上1.7mm未満、短径1.0mm 以上1.7mm未満とされています。これ以上太いのがきしめんや干しうどんです。

本来は製造法で区別。のばすそうめん、切るひやむぎ。
今でこそ機械製が主流ですが、そうめんとひやむぎでは、本来は製造法が違います。昔ながらの手延べそうめんは、ます生地を太いひも状にし、表面に油を塗って手で細くのばしたあと、2本の竹に巻きかけてさらに細く伸ばし、天日乾燥させて長さを切り分けます。
のばすときによりをかけるので、コシの強さと独特の食感が生まれます。熟成を重ねることで歯ごたえもよくなるため、2〜3年ねかせたものがおいしいとされます。
一方ひやむぎは、こねた生地をめん棒で薄くのばして細く切ったもの。おいしくいただけるのは製造後2年以内です。かつてぱ切り麦”といって、熱いものを“熱麦”、つめたいのを“冷麦”と呼び分けていましたが、冷たいほうが定着し、ひやむぎが一般的になったといわれています。
今年もそろそろ、あのツルツルツ、が恋しくなる季節。ひんやりのどをすべる麺が、蒸し暑さをいっとき忘れさせてくれます。

そうめんの写真

細くてのどごしよいそうめん。精進揚げと一緒に。

韓国冷麺風のひやむぎの写真

太めのひやむぎは、キムチをのせた韓国冷麺風も美味。

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外食メニューを上手に選ぶ

外食は家庭料理より塩分や油脂が多く、エネルギーが高くて野菜が不足しがち。だからといって、ざるそばだけでは炭水化物しかとれず、野菜やたんぱく質が足りません。手軽にすませがちなランチメニューも、栄養のバランスを考えて賢く選びましょう。          

単品より定食。洋食より和食
肉や魚などのたんぱく質や野菜をバランスよくとるためには、ラーメンやチャーハンなど単品料理より、ご飯と主菜、副菜がそろった定食がおすすめ。麺類にするなら、五目そばや皿うどんのように肉や野菜がたっぷり入ったものを選ぶとよいでしょう。和洋中の別では、和食は油脂を使った料理が比較的少なく、エネルギーは控えめですが、塩分のとりすぎになりやすいので要注意。焼き魚定食で野菜や海藻の小鉢がっいたものなどがおすすめです。
洋食は油やバター、チーズ、ドレッシングなど油脂を多く使うので、エネルギーが高くなりがち。中華は野菜がたくさんとれてバランスがよいメニューがいろいろありますが、調理にはたいてい油を使うので、高エネルギーになりやすいのが難点です。
和食を中心に、洋食や中華も食べる量に気をつけながら、それぞれの長所と短所を知って楽しみましょう。

6月(水無月・みなづき)の季語と俳句

梅雨に入り、「五月雨」「走り梅雨」「虎が雨」など、雨に関する季語が目立つ6月。「紫陽花」「蛍」「蝸牛」など、梅雨時の動植物の季語も見かけます

短夜【みじかよ】
短夜や 空とわかるる 海の色 高井几董

与謝蕪村の高弟で、印象鮮明な自然を詠むことに秀でた高井几董の句。刻一刻と海は海の色になり、空は夜のベールを脱いで次第に明るさを増す…。夜を背景に、空と海のあかつきの変貌を素早くとらえています。
短夜は夏の季語。明けやすい夜を惜しむ心は、後朝の歌として古来詠まれてきました。

蛍火【ほたるび】
蛍火や 吹きとばされて 鳰のやみ 向井去来

初夏の闇夜にすいすいと光を放ちながら飛ぶ蛍。その姿は美しさとともに、神秘的な趣があります。
「鳩のやみ」は古くから「鳩の海」と呼ばれた琵琶湖の闇のこと。”吹きとばされて”の動きによって、この「鳩のやみ」に深々とした奥行きが生まれ、琵琶湖を包む果てしない真っ暗闇が浮かび出るようです。

こんな季語もあります

芒種 入梅 梅雨寒 五月闇 青嵐 くちなしの花 風薫る 青梅 夏至

夏暖簾 鮎 女郎花

【ご注意】この情報は2013年6月現在のものです。