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健やか通信2013年1月号

2013年の幕開けです。新しい年を迎えると、清々しく、晴れやかな気持ちに包まれます。お正月には、お雑煮・おせちなどごちそうや初詣や七草など行事も盛りだくさん。体調管理に気をつけて今年も健やかにお過ごしください。

1月 睦月(むつき)
睦月とは、新春に親類や知人が親しみ集い合う「睦み合う月」から名付けられたといわれています。稲の実をはじめて水に浸す月「実つき」や、元になる月「もとつき」が転じたとする説もあります。

今日は何の日?

七福神のイラスト

2日 初夢の日
2日の夜から3日の朝にかけて見る夢を初夢とすることから生まれた日。初夢で一年の吉凶を占った昔は、よい夢を見るために枕の下に七福神が乗った宝船の絵を敷いて眠ったり、この絵に「永き夜の遠の眠りの皆めざめ波乗り船の音のよきかな」という回文歌(逆さに読んでも同じ)を書くとよいとされました。

5日 小寒
二十四節気のひとつ。この日から寒に入り、寒さが本格的になってきます。小寒から2月3日の節分までを寒の内といいます。

7日 七草
この日の朝、七草を刻み、粥を作って食べる風習があります。無病息災を祈るとともに、お正月のごちそうに疲れた胃をいたわります。春の七草はせり、なずな、ごぎょう、はこべら(はこべ)、ほとけのざ、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)。

11日 鏡開き
床の間や神棚に供えていた鏡もちを砕いてお汁粉やぜんざいを作り、一家の円満を願います。鏡もちは刃もので切らずに手や槌で割るのがしきたり。「切る」という言い方を避け、「開く」という縁起のよい言葉を使います。

15日 小正月
7日までの松の内を「大正月」と呼ぶのに対していい、小豆がゆを食べる風習があります。松の内を忙しく働いた主婦をねぎらうという意味で「女正月」ともいわれます。

17日 防災とボランティアの日
1995年のこの日に発生した阪神・淡路大震災にちなんで制定された日。この震災ではボランティア活動が大きな力となったことから、災害への備えとともにボランティアの大切さを認識する日とされています。

20日 大寒
二十四節気のひとつ。一年中でいちばん寒い時期とされます。

22日 カレーライスの日
学校給食創立35周年を記念して1982年に開かれた学校給食試食会で、この日を「全国一斉カレーライスの日」とし、全国の給食をカレーにすることが提案されました。

今月の味 祝い肴

祝い肴の写真

おせちとは、もともとは宮中で行われていた五節句の行事で、神様にお供えする料理を指しました。江戸時代に入って庶民の間にも五節句を祝う習慣が広がり、やがて正月を祝うごちそうだけが「おせち料理」と呼ばれるようになりました。
伝統的なおせちには、家族の幸せと健康への願いをこめた縁起のよい食材や料理が使われています。里いもは子孫繁栄、れんこんは先が見通せる、えびは腰が曲がるまでの長寿といった具合。
なかでも縁起ものとしておせちに欠かせないのが「祝い肴」です。祝い肴はお屠蘇と一緒にいただく三種類の料理で「三つ肴」とも呼ばれます。地域によってその内容は異なり、関東では数の子、田作り、黒豆、関西では数の子、田作り、たたきごぼうの三種。数の子は子孫繁栄、田作りは五穀豊穣、黒豆はまめに働き、まめに暮らせるように、たたきごぼうには開運の願いがこめられています。

どこが違う?どう違う?イクラ・筋子

さけの卵をばらしたイクラ。筋子は薄皮に包まれた腹子。
イクラも筋子もさけの卵ですが、イクラはさけの腹子の薄皮と筋をとり除いてひと粒ずつばらしたもの、筋子は薄皮に入ったままの腹子の状態をいいます。主に塩漬けにされるほか、イクラは酒としょうゆに漬けこむ“しょうゆ漬け”もおなじみです。

塩気をやわらげるには酒やしょうゆを上手に利用。
どちらも魚卵特有の濃厚なうまみがありますが、ややあっさりとしてプチプチした歯ざわりのイクラは万人向き、ねっとりとしてとろけるような筋子は通好みの味といったところでしょうか。
塩漬けのイクラはすし種をはじめ、あえものやサラダ、汁ものと幅広く使われます。そのままでもいただけますが、酒としょうゆを少しふると塩気がやわらぎ、ほぐれやすくもなります。しょうゆ漬けのイクラは、ご飯にのせていただくのがなにより。
筋子の塩漬けは大根おろしであえるのが定番。また、柏漬けにすると格好のおつまみになります。筋子の塩気がかなり強い場合は、酒に20〜30分浸しておくと塩が抜けて柔らかくなります。

皮の張り、水や脂で鮮度をチェック。
魚卵は鮮度が第一条件。新鮮なイクラは皮がピンと張って弾力があり、筋子は卵の粒が大きくはっきりしています。どちらも鮮度が落ちると水や脂が出てくるので、チェックしましょう。

イクラ丼の写真

イクラは白いご飯と相性抜群

筋子の酒肴の写真

筋子は大根おろしであえて酒肴に

始めよう、メタボ予防

よくかんでゆっくり食べる

肥満の傾向にある人は、よくかまずに食べることが多いようです。かむ回数が少なく、早食いをすると、食べすぎたり、血糖値が急激に上昇して、太りやすくなります。早食いは禁物。よくかんでゆっくり食べるよう心がけましょう。

よくかむことのメリットは?
満腹感を覚えるのには、脳の満腹中枢が関係しています。食事を始めてから満腹感を感じるまでには一定の時間がかかるので、早食いをすると満腹中枢が働く前に、たくさん食べすぎてしまいます。
よくかんでゆっくり食事をとると、満腹中枢が刺激され、食べる量を減らすことができます。また、よくかむことで消化液の分泌も多くなるので、消化がよくなります。

かみごたえのある食品を選ぶ
実際にどのくらいかんでいるかを数えてみると、普段あまりかまずに食べていることがよくわかります。ひと口30回かむことを目標にしましょう。
よくかんで食べるためには、かみごたえのある食材をとることも大事。根菜類やきのこ、乾物、小魚、いか、たこなど、歯ごたえのある食品がおすすめです。ご飯を白米よりかみごたえのある玄米に変えるのもひとつの手です。

1月(睦月・むつき)の季語と俳句

新年を迎える1月は、「初夢」や「鏡餅」など縁起のよい季語をはじめ、「氷柱」「大寒」など寒さを表す季語も多く見られます。

梅 【うめ】
梅一輪一りんほどのあたゝかさ 服部嵐雪

早春の冷え冷えとした空間の中にやっと開いた一輪の梅。その梅の花ほどの小さな暖かさを見つけた…。
この句は「梅一輪一りんごとのあたゝかさ」と誤った形で覚えられることも多いのですが、これでは梅の花が一輪開くごとに暖かくなってゆく、という意味になり、早春の景。嵐雪の句は、冬のうちに春を待つ心を詠んだものです。

去年今年 【こぞことし】
去年今年貫く棒の如きもの 高浜虚子

「去年今年」とは、年が改まると今までの年がたちまち去年となって遠ざかり、来年が今年となって目の前に開けるという、時間の迅速なめぐりをいう季語。
去年から今年へと時は速やかに移り変わっても、年と年を棒のように貫いているものがある。直喩の達人であった虚子の代表句です。

こんな季語もあります

松の内 小正月 初富士 門松 年男 屠蘇 歌留多 独楽 宝船 万歳 初場所
福寿草 若菜

【ご注意】この情報は2013年1月現在のものです。