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健やか通信2012年11月号

街路のいちょうもすっかり黄金色に色づきました。
冷気が一段と深まり、そろそろ秋も暮れていくようです。各地で催される文化祭や音楽会など、さまざまな文化行事も楽しみな季節。朝晩の冷えこみが厳しくなりますので、体調管理に気をつけて、今月も健やかにお過ごしください。

11月 霜月(しもつき)
霜月とは、「霜降り月(しもふりつき)」の略といわれ、文字通り霜が降る月の意味です。ほかにも、「神楽月(かぐらづき)」「雪待月(ゆきまちづき)」とも呼ばれます。

今日は何の日?

酉の市のイラスト

1日 紅茶の日
日本紅茶協会が1983年に制定。江戸時代後期、伊勢の国の船主、大黒屋光太夫は、嵐に遭いロシアに漂着します。帰国の許可を得るまでの10年間ロシアに滞在しますが、1791年の11月、首都サンクトペテルブルクで女帝エカテリーナ2世の茶会に招かれ、日本人として初めて、外国の正式な茶会で紅茶を飲んだといわれています。

3日 文化の日
「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」として1948年に制定。1946年に日本国憲法が公布されたことを記念してつくられた国民の休日です。

7日 立冬
二十四節気のひとつ。この日を境に、暦の上では冬に入ります。

8日、20日 酉の市
11月の酉の日に行われる、商売繁盛、開運招福を願うお祭り。「お酉さま」とも呼ばれ、浅草の鷲(おおとり)神社や、新宿の花園神社が有名です。
酉の市の名物といえば、飾り熊手。もともとは酉の市で農具として売られていた熊手が、福や金銀をかき集めるものと見立てられ、縁起ものとして人気に。おたふくや鶴亀、大判小判に大入袋など、さまざまなおめでたいモチーフを飾って、商売繁盛や招福の願いがこめられるようになりました。

15日 ボージョレ・ヌーヴォー解禁日
ボージョレ・ヌーヴォーとは、フランスのボージョレ地方で作られた赤ワインの新酒のこと。解禁日は毎年11月の第3木曜日と決まっています。日本は、時差の関係で、早めに解禁の時間が訪れます。
現地フランスでは、ぶどうの収穫を祝う日として、ちょっとしたお祭り騒ぎになるそうです。

22日 小雪(しょうせつ)
二十四節気のひとつ。本格的な降雪はないものの、山の頂には雪が見られ、冬の訪れを感じるころです。

23日 勤労感謝の日
「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝しあう」日として1948年に制定された国民の祝日です。もとは、「新嘗祭(にいなめさい)」という収穫祭の日でした。

今月の味 七五三

千歳飴の写真

11月15日は七五三。子どもの健やかな成長を願う、節目の行事です。千歳飴や子どもの好きなごちそうを用意してお祝いしましょう。
七五三の祝い方は地方によってさまざまですが、一般的には子どもに晴れ着を着せ、家族そろって近くの氏神様に参拝します。参拝のあとは、家族や両家の祖父母を招いて食事会を。七五三の食事にとくに決まりはなく、子どもが好きなメニューをメインにするところが多いようです。
千歳飴は、子どもの健康と成長を願う縁起もの。長寿の願いをこめた、細く長い紅白の飴で、長寿のシンボルである鶴亀や、縁起のよい松竹梅などが描かれた袋に入っています。江戸時代、浅草の浅草寺門前で売り出したのが始まりといわれています。

どこが違う?どう違う?冬磨iどんこ)・香信(こうしん)

かさがコロンとして肉厚の冬磨B平べったくてもどりが早い香信。
干ししいたけには、原料となるしいたけが育った環境と収穫の時季によって、さまざまな種類があります。なじみが深いのは冬魔ニ香信。冬魔ヘ、晩冬から初春の気温の低い時期に、ゆっくり時間をかけて成長したもの。かさが五〜六分開きで収穫される肉厚のしいたけで、表面に細かな亀裂があるのが特徴です。
一方、香信は春と秋、温度も湿度も高くなったころに収穫されるしいたけを乾燥させたもの。かさは八〜九分開きで薄手、表面がなめらかで平べったいのが特徴です。

冬魔ヘ形のよさを生かした料理に、香信はスライスやみじん切りで。
肉厚で歯ごたえのある冬魔ヘ、含め煮、肉詰め揚げ、鍋もの、鉄板焼き、茶碗蒸しなど、しいたけの形を生かした料理に向きます。
薄手の香信はもどりが早いので、スライスやみじん切りにして使う料理に最適。五目ずし、炊きこみご飯、ギョーザ、あんかけの具、あえものなどに適しています。

冷水でもどしてうまみを引き出し、もどし汁もおいしく活用。
もどす場合は、5度くらいの冷水に浸すと、うまみや香りが最もよく引き出されます。冬場なら水に浸して3〜5時間、夏場は冷蔵庫に入れておくとよいでしょう。急ぐ場合は電子レンジが手軽。耐熱容器に入れて浸るくらいの水を注ぎ、ラップをして3〜4枚につき500Wで2分弱加熱します。
もどし汁にもうまみが溶け出しているので、捨てずに利用したいもの。煮ものや炒めものなど、ほかの材料にもうまみや香りが移っておいしくなります。また、昆布だしと合わせて使うと、いっそう風味豊かです。

冬魔フ写真

肉厚の冬魔ヘ、形を生かした料理に最適。

香信の写真

もどりが早い香信は、薄切りやみじん切りで。

始めよう、メタボ予防

食物繊維をとる

食物繊維とは、主に植物性の食品に含まれる、人間の消化酵素では消化できない成分。便秘を防いで腸の調子を整えるだけでなく、血糖値の上昇をゆるやかにしたり、コレステロール値を下げる、肥満を予防するなどの働きがあり、メタボ予防にも効果的です。

食物繊維を多く含む食品
食物繊維は、ごぼうやれんこんなど根菜類、いも類、豆類、きのこ、海藻類、切り干し大根などの乾物、果物に多く含まれています。主食では、精製された白米や白パンより、玄米や胚芽米、全粒粉やライ麦のパンに多く含まれます。
とりわけ多く含まれるのが、おから。おなじみのうの花いりのほか、そのままみそ汁に加えてもおいしいものです。

食物繊維の摂取量をふやす工夫
食物繊維は、ごぼうやれんこんなど根菜類、いも類、豆類、きのこ、海藻類、切り干し大根などの乾物、果物に多く含まれています。主食では、精製された白米や白パンより、玄米や胚芽米、全粒粉やライ麦のパンに多く含まれます。 とりわけ多く含まれるのが、おから。おなじみのうの花いりのほか、そのままみそ汁に加えてもおいしいものです。

11月(霜月・しもつき)の季語と俳句

日脚もめっきり短くなり、冬の訪れを感じるころ。「蒲団」「火鉢」など、冬を迎える準備に関する季語が目立ちます。

大根引き 【だいこんひき】
大根引き 大根で道を 教へけり 小林一茶

「大根」は、「だいこ」と三音で読んで、調べを調えます。初冬の田舎道で、大根を収穫している農夫に道を尋ねた。すると今引き抜いたばかりの大根で道を指し示してくれた。ほのぼのした農村の光景を詠んだ、ユーモアあふれる一句です。

山茶花 【さざんか】
山茶花の こゝを書斎と 定めたり 正岡子規

さざんかは、晩秋から初冬にかけて紅色または白色の花をつける、ツバキ科の植物。花びらが寒風にはらはらと散るさまは、寂しいなかにも風情があります。花が少ない冬の庭に、さざんかがひときわ美しい。その様子を窓から眺められる部屋を、書斎と決めています。

こんな季語もあります

小春 小雪 冬めく 紅葉散る 木枯 初氷 時雨 熊穴に入る 鴨 千鳥

帰り花 茶の花 綿虫

【ご注意】この情報は2012年11月現在のものです。