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健やか通信2012年10月号

日に日に秋も深まり、そろそろ紅葉の便りが聞こえてくるころです。あちこちで秋祭りが行われ、紅葉狩りやいも堀りと、楽しいイベントも盛りだくさん。次第に空気が冷えてきますので体調管理に気をつけて、今月も健やかにお過ごしください。

10月 神無月(かんなづき)
由来には諸説ありますが、出雲(島根県)の出雲大社に全国の神様が集まって一年の事を話し合うため、「出雲以外には神様がいなくなる月」という説が有名です。そのため、出雲では「神在月(かみありづき)」と呼びます。

今日は何の日?

十三夜のイラスト

8日 体育の日
10月の第2月曜日。「スポーツに親しみ、健康な心身をつちかう」ことを趣旨として、国民の祝日に制定されています。
2000年にハッピーマンデー制度が導入されるまでは、10月10日が体育の日でした。これは、1964年、東京オリンピックの開会式が行われた日を記念して制定されたものです。
10月10日は気象統計上、東京で晴れる確率が高い「晴れの特異日」。開会式がこの日に決まったのも、それが理由のひとつといわれています。

14日 鉄道の日
1872年のこの日、新橋駅(後の汐留貨物駅、現在廃止)と横浜駅(現在の根岸線桜木町駅)を結んだ日本初の鉄道が開業したことを記念して制定されました。

18日 フラフープ記念日
1958年のこの日、フラフープが日本で初めて発売されました。フラフープは、直径1mほどの輪っかのおもちゃ。輪の中に入って腰を振り、回転させて遊びます。1本270円で、ラーメン1杯40円の時代、決して安いものではありませんでしたが、1カ月で約80万本という爆発的な売上げを記録する大ブームになりました。

23日 霜降(そうこう)
二十四節気のひとつ。秋も終わりに近づき、霜が降りることもあるころです。地域によっては、かえでやつたが紅葉を始めます。

27日 十三夜
十五夜の1カ月後、旧暦9月13日の夜が十三夜です。
月見といえば十五夜が有名ですが、十三夜は中国から月見が伝わる前からのものといわれており、昔は十五夜に月見をしたら十三夜にもするものでした。十五夜だけでは「片月見(かたつきみ)」といって、縁起がよくないとされていたからです。
十三夜にはちょうどこのころ旬を迎える栗や豆を供えるため、「栗名月」「豆名月」とも呼ばれます。

31日 ハロウィン
ハロウィンはカトリックの諸聖人の日「万聖節」の前夜祭。子どもたちが魔女やお化けの仮装をして近所の家を回り、「トリック・オア・トリート!(お菓子をくれなきゃいたずらするよ)」と言ってお菓子をもらうお祭りです。

今月の味 まつたけ

まつたけご飯の写真

秋の味覚の王様、まつたけ。
まつたけは、その名が示すように松の根元に生えるきのこです。生きている松の木の根元でないと育たないので、人工栽培が難しく、出回るのはすべて自生のもの。9〜10月をピークに、秋の間だけ出回ります。国内産は松林の減少とともに年々少なくなり、最近は中国やカナダなど、外国産が9割以上を占めています。
まつたけのもち味は、豊かな香りと歯ざわりのよさ。まつたけご飯や土びん蒸し、焼きまつたけなど、シンプルな定番料理でいただくのがいちばんです。香りが命なので、ねぎなど香りの強いものとのとり合わせは避けたいもの。土びん蒸しには白身魚やえび、鶏ささ身など、クセのない淡泊な素材が向いています。ちょっとぜいたくな今だけのごちそうを楽しんでみませんか。

どこが違う?どう違う?ウスターソース・中濃ソース

ウスターソースはイギリス生まれ
ウスターソースの故郷はイギリスのウスター市。ある主婦が残った野菜の切れ端にこしょう、塩、酢などをふって壺に入れ、保存していたところ、自然発酵して偶然おいしいソースになったのが始まりといわれています。
本来は料理の隠し味や風味づけに使うソースですが、日本ではしょうゆと同じ感覚で料理に直接かける人が多かったため、日本人の食文化に合わせたマイルドな風味のソースに改良されました。

ウスターはさらりとして辛口。中濃は適度なトロミが特徴。
さらっとしたウスターソースに対して、トロミのある中濃ソースや、とんかつソースとして親しまれている濃厚ソースがあります。いずれもトマト、玉ねぎ、にんじんなど野菜と、りんごなどの果物が原料。これを煮こんで作ったソースの素に砂糖と塩を加えて混ぜ、調味料やスパイスをブレンド。醸造酢を加えて仕上げます。
ウスターソースは野菜を主原料に、煮こんだ材料をろ過してソースの素にするため、さらりとして辛口です。
一方、濃厚ソースは果物を主体に煮こんだ原料をすりつぶし、裏ごしして用います。さらに、調味料やスパイスと一緒にでんぷんを加えるため、独特の甘みとトロミが生まれます。
中濃ソースはウスターソースと濃厚ソースそれぞれのもち味を兼ね備えたソースで、ピリッとした辛みと適度なトロミが親しまれています。

はまぐりと貝割れ菜の酢のものの写真

焼きそばの仕上げにはウスターソースを鍋肌からジャッと。

海草としらす干しの酢のものの写真

とんかつやコロッケにはトロミのある中濃や濃厚ソースを。

始めよう、メタボ予防

減塩を心がける

メタボの診断基準のひとつでもある「高血圧」は、塩分のとりすぎに注意するだけでかなり改善します。予防のためにも塩分控えめの食事を心がけ、うす味に慣れることが大切です。

目標は1日9〜7.5g以下
厚生労働省は1日の食塩摂取目標量を男性9g未満、女性7.5g未満としています。日本人の塩分摂取量は近年わずかずつ減少してはいますが、「平成21年国民健康・栄養調査」では男性11.6g、女性9.9gといずれも目標値を上回り、まだとりすぎの傾向があります。また、歳をとるにつれて味覚が鈍って濃い味つけを求めるようになるため、塩分摂取量は増加します。

うす味を心がける
厚生労働省は1日の食塩摂取目標量を男性9g未満、女性7.5g未満としています。日本人の塩分摂取量は近年わずかずつ減少してはいますが、「平成21年国民健康・栄養調査」では男性11.6g、女性9.9gといずれも目標値を上回り、まだとりすぎの傾向があります。また、歳をとるにつれて味覚が鈍って濃い味つけを求めるようになるため、塩分摂取量は増加します。

おいしく減塩するには
塩分を控えるともの足りなさを感じるものです。おいしく減塩するコツは
●酢や柑橘類の酸みをきかせる
●スパイスやハーブ、香味野菜を使って香りや風味を添える
●だし汁のうまみをきかせる
いくら減塩がよいといっても、献立全部がうす味だと満足感が得られず、食事が楽しくなくなってしまいます。一品はしっかり味にして、ほかはうす味にするなどメリハリをつけましょう。

10月(神無月・かんなづき)の季語と俳句

日に日に気温も下がり、秋の深まりを感じる10月。「柿」や「栗」など、収穫の時期を表す季語とともに、「秋寂び」「夜寒」など、ものさびしい情景を表す季語が目立ちます。

秋深し 【あきふかし】
秋深き 隣は何を する人ぞ 松尾芭蕉

この句は、芭蕉が旅先で予定された俳席に病のために参加できず、代わりに書き送ったものといわれています。宿にひとり伏せっていると、隣の部屋に人の気配がある。何をしている人だろうか、と思いを馳せる―晩秋の深い静けさと寂寥感を濃厚に感じる一句です。

銀杏 【ぎんなん】
銀杏が 落ちたる後の 風の音 中村汀女

金色のいちょうの葉と銀杏の実が散って地面を彩るさまは、深みゆく秋を感じさせる風景です。銀杏が地面に落ちると、拾い集める楽しみで気持ちが華やぐけれど、落ちつくしたあとはひっそりとして、荒々しい風が吹くばかり。風の音に季節の移ろいを感じます。

こんな季語もあります

行く秋 秋惜む 冬近し 露寒 秋の霜 新蕎麦 雁 柿 胡桃 柚子 落穂 つぐみ

【ご注意】この情報は2012年10月現在のものです。