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健やか通信2012年5月号

目にも鮮やかな新緑と、抜けるような青空。「皐月」の名のとおりさつきやつつじが満開の、さわやかな季節です。ゴールデンウィークには、各地へ旅行をする方も多いのではないでしょうか。健康管理に気をつけて、今月も健やかにお過ごしください。

5月 皐月(さつき)
5月は田植えをする月であることから、「早苗月(さなへつき)」と呼ばれていました。これが次第に短くなって「さつき」になったといわれています。

今日は何の日?

子どもの日イラスト

1日 八十八夜
「♪夏も近づく八十八夜〜」のフレーズで、この名を覚えた方も多いのでは。八十八夜は立春から数えて88日目のことで、雑節のひとつです。数日後には立夏を迎えるため、夏の準備を始める目安にされます。
「八十八夜の別れ霜」などといわれるように、この日を過ぎれば霜の心配はなくなるとされ、苗代のもみまきなどが始まります。また、このころは茶摘みの最盛期にあたり、この時期に摘んだお茶は「新茶」と呼ばれます。

4日 みどりの日
「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」日として、国民の祝日に制定されました。

5日 立夏
二十四節気のひとつ。夏の気配が現れてくるころです。

5日 こどもの日、端午の節句
こどもの日は、国民の祝日のひとつ。この日は、古来から「端午の節句」として、男の子の健やかな成長と立身出世を願う行事が行われていました。
もともとは、田植え前に身を清める「早乙女(さおとめ)」の行事と、中国から伝わった、菖蒲(しょうぶ)で邪気をはらう風習が結びついたものです。鯉のぼりや五月人形を飾ってお祝いします。

13日 母の日
5月の第2日曜日。母に感謝し、カーネーションを贈る風習は日本でもおなじみですが、起源は20世紀初めのアメリカにあります。アンナ・ジャービスという女性が母親を追悼する会を開き、母が好きだった白いカーネーションを参列者にも配りました。それが評判を呼び、母に感謝する日を設ける運動に発展していったということです。

23日 キスの日
1946年のこの日、日本映画初のキスシーンが登場するとされる『はたちの青春』が封切りされました。主演の大坂志郎と幾野道子がほんのわずかに唇を合わせるだけのものでしたが、これが話題になり、映画館は連日満員だったそうです。

31日 世界禁煙デー
世界保健機関(WHO)が制定した、禁煙を推進するための記念日。

今月の味 柏もち

柏もちの写真

5月5日は端午の節句。男の子の健やかな成長を願う日です。
毎年この時期になると、和菓子屋さんの店頭に柏もちが並びます。上新粉をこねて蒸したもちであんをはさみ、柏の葉でくるんだもので、最近はよもぎ入りのもちを使ったタイプも人気です。
柏もちは、江戸時代に登場し、参勤交代によって全国に広まったとされています。柏の葉は、古くから酒の肴などを盛るのに使われてきました。香りがよく、防腐作用があることに加え、柏の木は新しい芽が伸びてくるまで古い葉が落ちないことから、「家系が絶えない」として縁起のよい木とされています。4〜5月ごろには若葉とともに花を咲かせるので、端午の節句にその葉を用いた柏もちが作られるようになりました。

どこが違う?どう違う?しらす干し・ちりめんじゃこ

どちらもいわし類の稚魚。乾燥の度合いで呼び分け。
しらす干しもちりめんじゃこも、基本的には同じものです。
原料はかたくちいわしや真いわしの稚魚。稚魚は体長1〜3p、白く半透明なので“しらす”と呼ばれます。漁獲後1〜2時間の新鮮なしらすを6%前後の塩を加えた湯でさっとゆで上げ、さましてから干し上げます。
一般的には乾燥を控えた柔らかいものを“しらす干し”、比較的よく乾燥させたものを“ちりめんじゃこ”と呼びますが、関西では総称して“ちりめん”“ちりめんじゃこ”と呼ぶなど、地方によって呼び方に違いがあります。

釜揚げしらすやたたみいわし、こうなごも、よく似た仲間。
静岡県の特産品である“釜揚げしらす”は、しらすをさっとゆでたあと、乾燥させずにさましただけのもの。酒の肴として珍重される“たたみいわし”は、しらすを生のまま、のりのように薄い板状にすいて干したものです。また、しらすが成長して、いわし特有の青い色が出始めたものを“かえり”“かいりじゃこ”といい、だし用の煮干しに加工されます。
“ちりめんじゃこ”とよく似た“こうなご(小女子)”は、“いかなご”という魚の稚魚を干したもので、ちりめんじゃこに比べて細長く、淡泊な味です。

保存は冷蔵庫で。長期なら冷凍保存。
どちらも冷蔵庫で保存し、しらす干しは2週間、ちりめんじゃこは2〜3週間を目安に食べきりたいもの。それ以上おく場合は、小分けにしてラップでぴったり包み、冷凍保存がおすすめです。

しらす干しの写真

乾燥を控えたしらす干しは色の白さと柔らかさがもち味。

ちりめんじゃこの写真

適度な歯ごたえとうまみが好まれるちりめんじゃこ。

始めよう、メタボ予防

標準体重を知る

メタボリックシンドロームの最大の原因は肥満です。とくに問題になるのが内臓脂肪型肥満で、腹囲が診断基準の筆頭に挙げられています。診断基準だけを見れば、体重は関係なさそうですが、メタボ予防の基本は肥満の解消。
まずは、自分の標準体重と肥満の度合いを知り、標準体重に近づける努力をすることが大切です。
肥満の指標として世界的に採用されているBMI(ボディ・マス・インデックス)の算出方法をご紹介します。BMI=体重(s)÷身長(m)÷身長(m)

5月(皐月・さつき)の季語と俳句

新緑が輝き、風が薫る5月。「青葉」や「万緑」など、みずみずしい生命力にあふれた季語がそろいます。

粽 【ちまき】
粽結ふ かた手にはさむ 額髪 松尾芭蕉

端午の節句に食べるちまき。笹の葉でもち米を包んで蒸した和菓子です。ちまきをひもで結んでいる女性が、額に落ちてきた前髪を片手で押さえたところでしょうか。手作業に専念している、かいがいしい女性の姿が目に浮かびます。

みかんの花 【みかんのはな】
ふるさとは みかんのはなの にほふとき 種田山頭火

暖かい地方の、海に近い山の斜面で栽培される温州みかん。5月初旬に咲かせる白い小花の甘くやさしい香りは、郷愁を誘います。漂泊の旅を続けた山頭火も、旅先でふと漂ってきたみかんの花の香りで、故郷の山口県を思い出しています。

こんな季語もあります

夏浅し 夏めく 麦の秋 端午 立夏 薄暑 薫風 新茶 新緑 更衣 桐の花 初鰹

【ご注意】この情報は2012年5月現在のものです。