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健やか通信2012年3月号

梅も見ごろを迎え、待ちに待った春のはじまりです。ひな祭やお彼岸、お花見など春ならではの行事も目白押しで、なんだかうきうきしてきますね。三寒四温の気候に注意して、今月も健やかにお過ごしください。

3月 弥生(やよい)
弥生とは、「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」から名づけられたといわれ、草木がいよいよ盛んに生い茂る月、という意味があります。

今日は何の日?

啓蟄のイラスト

3日 ひな祭り
ひな祭は、「桃の節句」「上巳(じょうし)の節句」とも呼ばれ、五節句のひとつ。ひな人形を飾り、菱もちや白酒、桃の花を供えて、女の子の健やかな成長と幸せを願います。
起源は古代の中国。この日に川に入ってけがれを落とし、宴を催して厄を払う風習がありました。これが日本に伝わり、古来からあった、紙の人形(ひとがた)に厄を移して川に流す風習と一緒になり、日本独自の行事となったようです。
現在のようなひな祭になったのは、江戸時代になってから。紙の人形は本物の人形になり、川に流さずに飾ってお祝いするようになります。元禄時代には、武家の婚礼道具のひとつとして、ひな人形の豪華さが競われたとか。庶民に広まったのは、明治時代になってからです。

5日 啓蟄(けいちつ)
二十四節気のひとつ。寒い冬の間、土の中で眠っていた虫たちが起きてくるころです。

14日 ホワイトデー
2月14日のバレンタインデーにチョコレートをもらった男性が、女性にお返しをする日。司祭バレンタインに救われた男女が、司祭の殉教の1カ月後、改めて永遠の愛を誓った日ともいわれています。
欧米では「クッキーデー」「フラワーデー」とも呼ばれ、恋人同士や親しい人達の間でお菓子や花を交換しあいます。

20日 春分の日
二十四節気のひとつで、昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。
この日を中日とした前後7日間が「彼岸」。昔から「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、季節の区切りにあたります。また、お墓参りをしたり、ぼたもちをお供えして先祖の霊を供養します。
この日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として国民の休日に制定されています。

29日 マリモ記念日
1952年のこの日、北海道阿寒湖のマリモが、鹿児島県の「ナベヅル」や富山県の「ホタルイカ」などと共に、国の特別天然記念物に指定されました。

31日 オーケストラの日
「3」「31」を「耳に一番」「耳にいい」日と語呂合わせし、日本オーケストラ連盟が制定。各地でコンサートやイベントが開催されます。

今月の味 ちらしずし

ちらしずしの写真

3月3日はひな祭。ひな祭のお祝いは、3日当日か、前日の晩の「宵節句(よいぜっく)」に行います。両親や親しい方を招いて休日にお祝いする場合は、3日を過ぎないようにしましょう。
ひな祭のお祝いのメニューといえば、ちらしずしが定番です。旬の野菜や魚介、鮮やかな黄色が春らしい錦糸卵やいり卵を彩りよく散らして仕上げましょう。春は貝類がおいしい季節なので、はまぐりやあおやぎ、赤貝などを散らしてもよいですね。
ほかにも、おひなさまに見立てたひなずしや、ひと口サイズの手まりずし、手軽でかわいいカップずしなども人気です。
女の子のお祝いにふさわしい、華やかなおすしで、お祝いの席を演出しましょう。

どこが違う?どう違う?二杯酢・三杯酢

二杯酢は主に魚介、三杯酢は酢のもの全般に利用。
二杯酢と三杯酢のいちばんの違いは、甘みを加えるか加えないかです。甘みを加えない二杯酢はさっぱりとした味わいが特徴。えび、いか、あじ、赤貝、あおやぎなど、主に魚介類に利用されます。はまぐりと貝割れ菜、赤貝ときゅうりなどが相性のよい組み合わせです。一方、三杯酢は甘みを加えた合わせ酢の基本。応用範囲が広く、魚介、海草、野菜などの酢のもの全般に使われます。きゅうりとわかめ、山いもともずくなど、淡泊な味の素材に向いています。基本的な調味料の配合は次のとおりです。

<二杯酢>
酢…大さじ2
だし汁…大さじ1
しょうゆ…小さじ2

<三杯酢>
酢…大さじ2
だし汁…大さじ1
砂糖…小さじ1と1/2
しょうゆ…小さじ1
塩…少々

二杯酢や三杯酢に、辛子やわさび、しょうが、すりごま、大根おろしなど香味野菜や香辛料を加えるとバリエーションが広がります。辛子酢は大根とにんじん、ごま酢は春菊やせりなど香りのよい青菜、みぞれ酢はいくらときゅうりの酢のものなどに向いています。
なお、酢のものはあえてから時間がたつと水っぽくなって、おいしさが半減してしまいます。材料の水気をしっかりきり、いただく直前にあえましょう。

はまぐりと貝割れ菜の酢のものの写真

はまぐりと貝割れ菜の酢のものは、さっぱりとした風味の二杯酢で。

海草としらす干しの酢のものの写真

海草としらす干しの酢のものは、甘みを加えた三杯酢で。

始めよう、メタボ予防

メタボリックシンドロームとは?

このコーナーでは、毎日の生活の中で無理なくできるメタボ予防について解説していきます。まずは自己チェックしてみましょう。
メタボリックシンドロームとは、「内臓脂肪型肥満」の人が、脂質異常、高血圧、高血糖などの危険因子を重ねもつ状態のことです。ひとつひとつの症状は軽くても、これらを併せもつことで心疾患や脳卒中などにかかるリスクが通常の人の約30倍も高くなることがわかっています。メタボリックシンドロームは不健康な生活習慣の積み重ねによって進行します。ところが自覚症状がないために、重症化するまで簡単には気がつきません。

(1)腹囲(へそまわり)をチェック
●男性:85p以上
●女性:90p以上
(2)脂質、血圧、血糖値をチェック
●脂質:中性脂肪値150r/dl以上、かつ/またはHDLコレステロール値40mg/dl未満
●血圧:最高(収縮期)血圧130oHg以上、かつ/または最低(拡張期)血圧85oHg以上
●血糖値:空腹時血糖値110r/dl以上


※(1)の腹囲に加えて(2)のうち2つ以上あてはまる場合は、メタボリックシンドロームと診断されます。

3月(弥生・やよい)の季語と俳句

花、芽、草など、自然や植物に関する季語が多い月。生命の息吹を感じさせる春の到来です。

菜の花 【なのはな】
菜の花や 月は東に 日は西に 与謝蕪村

蕪村が神戸六甲山脈の摩耶山を訪れたときに詠んだといわれる、有名な一句です。見渡す限りの菜の花畑。東にはすでに春月が上がり、西にはまさに日が沈もうとしている。春の一日が暮れようとしている雄大な情景が眼に浮かぶようです。

霞 【かすみ】
春なれや 名もなき山の 薄霞 松尾芭蕉

文学の世界では、大気中に水蒸気が浮遊して視界がかすんだ状態のことを、春は「霞」、春の夜は「朧(おぼろ)」、秋は「霧」と呼び分けます。いつもなら見過ごしてしまうような山に、薄く霞がたなびくさまを見て、春の到来をしみじみ感じた一句です。

こんな季語もあります

春暁 春泥 春雷 春の夜 春の月 春風 風光る 水温む 木の芽

菜の花 鳥帰る 摘草 卒業 雛人形

【ご注意】この情報は2012年3月現在のものです。