• 健康・美容はこちら

特別な道具もコツも必要なし!どんどん作って楽しんで

完成画像

紙は再利用のできる優れた素材です。今回ご紹介する「紙陶芸」は、カタログや包装紙などの不要になった紙をそのまま使って、好みの器が作れる簡単リサイクル。 道具も、キッチンにある金ザルとボウルだけ。ザルの網み目模様が生み出す質感で、陶器のような仕上がりに。使う紙によって色や風合いを楽しんだり、大きさや形を変えてみたり。作れば作るほど、新しい発見のある「紙陶芸」。身の回りにある紙を使って、世界に一つの器を作ってみませんか。

紙選びのポイント

水で濡らしてほぐすため、水を吸収しないコーティング紙、ワックスペーパー、油紙は適しません。
それ以外ならどんな紙でも使えますが、初心者にはチラシやカタログのような薄めの髪がほぐしやすくておすすめ。
また単色の紙を使った封筒や紙袋は仕上がりの色をイメージしやすいでしょう。

紙の画像
道具と材料

(1)ボウル
(2)成形用の金ザル(今回は直径15cm、深さ7cmのものを使用)
(3)バット(テーブル上で作業する場合、水受け用に)
(4)紙(上記の金ザルを使って小鉢を作る場合は、B4くらいのチラシ4枚半、紙袋であれば小さめを1枚が目安)

道具と材料の画像

紙を細かくほぐす

作り方の写真1

a
水かぬるま湯で紙を濡らしながら、手でよくもみます。十分に水をしみ込ませたら、軽く水気を絞ります。水がしみ込みにくい紙の場合は、もんだ後しばらく水につけ、ふやかしましょう。色を薄くしたいときは、紙をもむように洗ってインクを落とすと、より白っぽい仕上がりになります。

b
濡らした紙を、細かくちぎりながらボウルに入れます。水を少し足しながら様子を見て、大きな紙があればさらに細かくちぎります。堅くてちぎりにくいとき、面倒なときは、料理用のハンドミキサーを使うと便利です。

c
水をひたひたに加え、少しゆるめのハンバーグのタネくらいの感触になれば、素材の準備は完了です。

好きな形に成型する

作り方の写真2

a
金ザルの内側に、軽く水気を切った(1)をのせていきます。厚み1cmほどに、なるべく均一になるように載せるのがポイント。厚みにバラつきがあると、ヒビが入りやすくなります。あとは、好きな形を作っていきましょう。

b
両手でザルをはさむようにして、指の腰でぎゅーっと強く押しながら水けを絞っていきます。絞る順番は、中心から外側へ。指の位置を変えるときは、指先をそっとやさしく離さないと、紙がくっついてきてしまうので注意しましょう。

c
これ以上は絞れないという状態まで続け、全体が均一に平たくなれば終了です。触って多少水が出てくる程度でも、大丈夫です。

乾かす

作り方の写真3

a まず、金ザルに入れたままで乾かします。ベランダなど外気にさらした方が早く乾きますが、室内でも大丈夫。ドライヤーなどの熱を使うと、全体が均一に乾かずヒビが入りやすくなるので、自然乾燥がおすすめです。

b 手で触っても形がくずれない程度に乾いてきたら、ザルからはずします。器のふちを指先でつまんで形を整えます。このとき、すこし濡らすとやわらかくなり整えやすくなります。さらに、完全に水分が抜けるまで乾燥させます。

小麦粉のりの作り方
小麦粉1に対して、水6を加えます。
ダマにならないようによく混ぜたら、電子レンジ(600W)に20〜30秒かけます。
一度よく混ぜて、さらにレンジで20〜30秒加熱。
これを2回ほど繰り返し、とろっとしたら完成です。
ビンなどに入れて冷蔵庫で保存し、7日を目安に使い切ってください。
余った小麦粉のりは、紙細工、障子の貼り替え、衣類ののり付けなどにも使えます。

小麦粉のりの写真

仕上げはお好みで

作り方の写真4

完全に乾燥させれば、そのままでも器として使用できます。 器の強度を上げたい場合や、ヒビ割れの補修には、小麦粉のりを両面に2〜3度重ね塗りしましょう。見た目は紙の素朴な質感を残しながら、強度が増して長持ちします。※防水効果はありません。

紙の柄を使ってデコレーション

デコレーションの写真

完成した紙陶芸の器にデコレーションをすれば、楽しみが広がります。 たとえば、書き損じた便せんや包装紙などから、きれいな柄をちぎり(ハサミを使わない方が素朴な仕上がりに)、小麦粉のりで貼り付ければ絵付けができます。
小皿は鍋のあくをすくう小型の金ザルを型に使用

紙陶芸のステキな器を作る趣味、講座をトウ・キユーピーがご紹介しています。

【ご注意】この情報は2014年4月現在のものです。